内牧川

 この夏休み、以前から憧れていた先輩のスケッチに同行させてもらった。先輩は消しゴムを使うことなく、瞬く間にスケッチを仕上げていった。まったく無駄のない線と構図で風景を切り取っていった。
 さて、内牧川は職場の近くを流れる川で、以前から一度描いてみたかった。仕事帰りに1時間ほど、3回に分けてスケッチした。この時間になると夏の日差しもかなり和らぎ、小川のせせらぎが涼を増す。
 私の絵は時間がかかる割には、いつ見てもぼやけた感じではっきりせず、納得がいかないことも多い。しかし、これが「自分らしさ」なのかも知れないと言い聞かせている。